代表(社長)挨拶の書き方・事例

印象に残る代表(社長)挨拶とは?ホームページでやるべきことを解説

印象に残る代表(社長)あいさつとは?

数あるサイトの中からお越しいただきありがとうございます^^

 

さて、どの企業ホームページを見ても、

かならずと言ってもいいほど

「代表(社長)あいさつ」
「代表(社長)メッセージ」

という項目があるものです。

 

ですが、

企業のトップでもある代表(社長)のあいさつを、

重要視しているところは極めて少ないのではないでしょうか。

 

テンプレートのような、

「あってないような存在」

になっているケースがほとんどです。

 

しかし、特に

中小企業・ベンチャー企業・スタートアップ企業にとって、

企業ホームページの代表(社長)あいさつ文は

「顧客を惹きつけ魅了し」

「競合他社との差別化にも繋がり」

「自社組織をまとめ」

「人材採用にも効果を発揮する」

経営を飛躍させる可能性を秘めた宝物です。

 

そこで今回は、

企業ホームページ・コーポレートサイトにおける

代表(社長)あいさつそのものの重要性や

ごく基本的な

「印象に残るあいさつ作成のコツ」

について記載しますので

ぜひ参考にしてみてください。

 

■代表(社長)あいさつの重要性は?

 

代表・社長と言えば会社のトップです。

その

「トップが発信するメッセージ」

が代表(社長)あいさつですから、

本来であれば、非常に重要な役割を果たします。

 

たとえば、

顧客はもちろんのこと、

提携・協力企業や

入社したい求職者、

銀行や投資家など、

様々な方々が

あらゆる目的であなたの企業のホームページを見に来ます。

 

その時はたいてい、

「この会社は、どういう人が経営しているのか」

ということが気になるものです。

 

実際に、代表(社長)あいさつを見て

熱いものや共感できることが書いていれば、

仕事をお願いしてみたい、

入社したいと、

提携・協賛したい、

などと思えるようになる可能性も高まります。

 

企業ホームページにありがちな、

自社の強みや商品紹介は大切ですが、

それ以上に会社の顔である代表(社長)あいさつは、

もっと大切と言うこともできますし、

力を入れるべき項目だと言えます。

 

さらに

「代表(社長)あいさつ2.0」

のノウハウを使うことで、

代表(社長)あいさつをベースにして、

経営をさらに飛躍させることもできるほどの

可能性が、そこには秘められています。

 

■印象に残る代表(社長)あいさつの考えかたは?

 

代表(社長)あいさつは、

ホームページの中でも

あまり重要視されていないためか、

放置気味になっているケースが多いです。

 

大企業であればともかく、

中小・ベンチャー・スタートアップ企業であれば

これは非常にもったいないことです。

 

だからこそ、

このタイミングで

魅力的な代表(社長)あいさつを作っておけば、

経営の非常に強力な武器になることは、

間違いありません。

代表・社長の思い描く「ビジョン」が大切

まず最初に、

代表(社長)あいさつで求められるのは、

どんな理想の未来を創っていきたいのか、

という

「ビジョン」

です。

 

「代表(社長)あいさつにおけるビジョンの定義や作り方」

については、

また詳しく解説記事を書いていきたいと考えておりますが、

もしかしたら、

 

「うわぁ、ビジョンとか言ってるよ、やめてくれよ」

と思われる方もいらっしゃるかもしれません(笑)

 

あなたももしかしたら、

抵抗感や苦手意識をお持ちかもしれません。

 

しかし、これからの時代は、

ビジョンというものがそもそもない会社・個人は、

どんどん淘汰されていくと断言できます。

 

絶対に持っておかないと、

顧客も惹きつけられませんし、

従業員の愛社精神や充足感、モチベーションも高まりません。

これらは当然、お金にお直結してきます。

 

掲げるビジョンの良い悪いで、

本当に売上や利益が2倍、3倍と変わるケースを

これまでも見てきました。

 

どんな理想の未来を創っていきたいのか、

という

「ビジョン」は、

「代表(社長)あいさつ2.0」

の極めて重要な構成要素の1つでもあります。

 

(「代表(社長)あいさつ2.0」の解説記事は以下をご覧ください)

 

「代表挨拶」ホームページでの書き方5つのポイントと事例解説【「代表(社長)あいさつ2.0」ホームページでの5つのポイントと事例の解説】について記載させていただきます。「『代表(社長)あいさつ2.0』誕生物語」で記載した「代表からのメッセージ」も、ホームページの代表(社長)あいさつに記載するとしたら、どのように改善する余地があるのか、具体例を挙げながら解説します。...

 

 

代表・社長の「物語(ストーリー)」が大切

次に重要になるのが、

「物語(ストーリー)」

です。

 

代表(社長)あいさつの中で

「魅力的で人を惹きつけるビジョン」

を掲げたら、

そのビジョンを支え、さらに強化する

「代表・社長の物語(ストーリー)」

が必要です。

 

代表・社長ご自身の体験談が入っており、

それが「物語(ストーリー)」になっていること。

 

これはより具体的に言うと、

「創業ストーリー(物語)」

もしくは、

「事業継承ストーリー(物語)」

などになる場合が多いです。

 

あくまでごく一例ですが、

「アフリカを旅していた時、世界中のゴミが集まっていて、ゴホゴホと言って、病気で血を吐いている子供たちを見て、これは何とかしなきゃいけないと思って立ち上がりました」

というのはこれだけでも

「物語性」が入っています。

 

「物語(ストーリー)」

も、

「代表(社長)あいさつ2.0」

の極めて重要な構成要素の1つです。

 

(「代表(社長)あいさつ2.0」の解説記事は以下をご覧ください)

「代表挨拶」ホームページでの書き方5つのポイントと事例解説【「代表(社長)あいさつ2.0」ホームページでの5つのポイントと事例の解説】について記載させていただきます。「『代表(社長)あいさつ2.0』誕生物語」で記載した「代表からのメッセージ」も、ホームページの代表(社長)あいさつに記載するとしたら、どのように改善する余地があるのか、具体例を挙げながら解説します。...

 

 

ちなみに、

はじめてホームページに訪れる人たちは、

会社のことはもちろん、

代表・社長が誰なのか、

どういう人物なのかをその時に初めて知ります。

 

おそらく、

現在のほとんどの企業ホームページでは、

ほとんどの人は、

代表(社長)あいさつを一瞬だけ見て

別ページに行くか、

ホームページから離脱してしまうでしょう。

 

特に中小・ベンチャー・スタートアップ企業においては、

代表(社長)あいさつを読んでもらうためには

面白くない、退屈な堅苦しい、

表面上だけのメッセージは辞めるべきです。

 

そういう意味でも、

人は「物語(ストーリー)」が始まると

つい見入ってしまい習性があり、

さらにそれは非常に記憶に残りますので

代表・社長の体験したことを

ストーリー立てた構成にすることだけでも全然変わってきます。

 

誰に何を伝えたいのか、知ってもらいたいのか

 

業種や職種によって、

ホームページに訪れる人は異なります。

 

自社の社員をはじめ、

仕事の依頼主、求職者、利用者、株主、同業他社など

本当にさまざまです。

 

代表(社長)あいさつを、

「自社やサービスを誰に向けて伝えたいのかの優先順位」

これをまず、しっかり考えるべきです。

 

伝えたい相手の優先順位をしっかり決めておけば、

おのずと代表(社長)あいさつも

ターゲットに向けた内容になるはずです。

 

親しみやすさを全面的に

ただでさえ、

代表・社長という立場はお堅く見えてしまうのに、

代表(社長)あいさつまで堅苦しくなってしまうと

見る人のイメージはそのままになってしまいます。

 

会社やあなたのことをより詳しく知ってほしい、

とお考えであれば、

代表(社長)あいさつ文は、

少しでも親しみをもってもらえるようにするべきです。

 

どんな方でも、

堅苦しい人よりも親しみがある人に寄ってくるように、

代表(社長)あいさつも

同じような考え方がベストではないでしょうか。

 

また、

「誰が読んでも分かるような文章にすることも重要」

です。

 

ターゲットに関係なく、

どの年齢層が見ても分かりやすい文章を意識しましょう。

 

プライベートの話を添えることも(場合によっては)あり

 

代表(社長)あいさつで

より親しみを込めたいとお考えなら、

あなたのプライベートの話を

少し添えてあげるのも場合によってはあり得ます。

(※必須事項ではありませんが)

 

たとえば、

何か趣味のことを書いている場合、

訪問者も同じ趣味だと、

親近感がわく可能性があります。

 

商談時にも、趣味の話で盛り上がれば

お互いの距離がかなり縮まるため

1つの手段ではあります。

 

ただし、趣味のことを書きすぎると

代表(社長)あいさつとして成り立たなくなりますし、

業種や職種、状況によっては

マイナスになることもあるため注意してください。

 

■代表(社長)あいさつで注意するべきこと

 

代表(社長)あいさつは、

好き勝手に書いても誰にも文句は言われません。

 

ですが、注意するべきことがいくつかあります。

訪問者に少しでも良いイメージをもってもらうために、

重要な項目ではあります。

 

他社の代表(社長)あいさつをマネしない

 

代表(社長)あいさつを考えても、

すぐに思いつかないものです。

 

そもそも、

もしはじめて企業ホームページを作るのであれば、

なおさらです。

 

なぜなら、何が正解で

何が不正解なのかが分からないからです。

 

そこで、他社の代表(社長)あいさつを引用しよう、

参考にしようと考えるケースが少なからずあるようです

 

参考にするのは問題ありませんが、

言葉を拝借するのは絶対に辞めておくべきです。

コピーコンテンツとなり、

Googleから低評価をされるだけではなく、

該当する会社からクレームがくる可能性もあり得ます。

 

堅苦しい文章は使わない

代表(社長)あいさつは、

「堅苦しい文章が多い(とうかほとんど)」

というイメージを持たれている方は多いはずです。

 

しかし、堅苦しい文章を使うと

面白みがなく、誰も読んでくれなくなります。

 

そもそも、まったく知らない代表・社長の堅苦しい文章を、

誰が見たいのか、ということを考えると

それがダメな理由は一目瞭然かと思います。

 

自社商品・サービス紹介は代表(社長)あいさつには(基本的に)含めない

 

自社商品やサービスを販売したいから、

ホームページを立ち上げる、

というのは当然のことです。

 

しかし、

あまりにも自社商品・サービスへの愛が強すぎて、

代表(社長)あいさつでも紹介するケースがあります。

 

代表(社長)あいさつの基本はあくまで

「代表・社長がどういう人物なのか」

「なぜこの会社を立ち上げたのか(引き継いだのか)」

「どんな想いを持って事業に取り組んでいるのか」

「どんな理想の未来を創っていきたいのか」

などを伝えるための場所です。

 

そこに自社商品やサービスを

セールス的に紹介してしまうと、

代表(社長)あいさつの良さが消えてしまいます。

 

そもそも、自社商品やサービスは

他ページで紹介されているはずですから、

基本的には辞めておきましょう。

(※ケースによっては少しだけ触れておく場合もあります)

 

■代表(社長)あいさつに写真は載せるべき?

 

企業ホームページの多くには、

代表(社長)あいさつに

「写真」

が掲載されていることに気づくはずです。

 

ですが、

はずかしいから自分の写真を載せたくない、

とお考えの人も多いことでしょう。

 

もし、代表(社長)あいさつに力を入れたいのであれば

写真は掲載するべきです。

 

そもそも、代表(社長)あいさつで

立派なことが書かれていても、

代表・社長の顔が掲載されていないと

親近感が湧かないばかりか、

少し怖さを感じてしまうこともあります。

 

なぜ顔を隠すのだろう?

と不審がられてしまうと、

問合せ等に繋がらなくなってしまいます。

ですから、できるだけ代表・社長の写真は掲載するようにしましょう。

 

■代表(社長)あいさつのまとめ

 

代表(社長)あいさつは、

どの企業ホームページでも見られるものですが、

そこに力を入れている会社は非常に少ないと言えます。

 

しかし、繰り返しになりますが、

中小企業・ベンチャー企業・スタートアップ企業にとって、

企業ホームページの代表(社長)あいさつ文は

「顧客を惹きつけ魅了し」

「競合他社との差別化にも繋がり」

「自社組織をまとめ」

「人材採用にも効果を発揮する」

経営を飛躍させる可能性を秘めた宝物です。

 

だからこそ、

あえて代表(社長)あいさつを強化し、

多くの訪問者に印象付けられることをしてみてはいかがでしょうか。

 

それではここまでお読みいただきありがとうございました^^

 

ストーリー(物語)ライター
佐藤洋介

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