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「あなたはあなたの人生の”主人公”である」と思う「主人公マインド」を持つことの重要性

今日は、

「あなたはあなたの人生の”主人公”である」と思う

「主人公マインド」

を持つことの重要性

というテーマで書いてみたいと思います。

■あなたはあなたの「人生物語の主人公」ですか?

眠れないままに朝の光を仰いだ
入れ替わるばかりの気持ちに身体を絞られながら
長い長い映画の途中で、メインキャストからも外れている

                    CHAGE & ASKA 「WALK」歌詞より

以前に聴いて、

今でも印象に残っている曲の一節です。

この曲を作られたASKA氏は後年、

「長い長い映画」とは、「自分の人生」のこと

と述べられていた記憶があります。

 

自分の人生の

「メインキャスト」

「自分」

であることは、ある意味で当然です。

でも、

「眠れないままに朝の光を仰いだ
入れ替わるばかりの気持ちに身体を絞られながら」

というのは相当、何かに悩み、
苦しんでいた様子が伺えますが、
それによって、

自分の人生のメインキャストからも外れてしまった、

というような印象を持ちました。

「自分が自分の人生の主人公でなくなってしまう」

というのは、このように相当などん底や困難、試練に負けそうな時に持ってしまう感覚

です。

■「主人公マインド」とは?

『主人公マインド』(または “Protagonist Mindset”)とは、

「あなたはあなたの人生の”主人公”である」

だと捉える考え方です。

このマインドセットを持つことで、

あなたがあなたの人生の中心にいると感じ、

あなたの人生を積極的にコントロールしよう、

という気持を持つことができます。

主人公マインドの人は、

困難な状況においてもより自信に満ち、

ポジティブに物事を進めることができます。

■「主人公マインド」を持つべき理由とは?

この

「主人公マインドを持つ」

ことは、

あなたの人生ストーリーをより輝かせていくために、

とても重要な概念です。

なぜかというと、

このマインドを持つと、

「主人公補正」

がかかるから、です。

主人公補正とは何かと言うと、

「主人公であるからこその結果に導かれたり、恩恵を受けられること」

です。

 

もっとシンプルに言ってしまうと、

「どんなピンチに陥っても、最後はきっと、大丈夫」

という感じでしょうか。

 

例えば、

映画やマンガを観たり読んだりしていて、

主人公がとんでもないピンチに陥って、

すごくドキドキ・ハラハラしても、

心のどこかで、

「きっと、最後は大丈夫」

という感覚ってありませんか?

(もちろん、ハッピーエンドで終わらなかったり、主人公が死んでしまったりするストーリーもたまにありますが・・・)

 

例えば、

私は漫画の「ワンピース」が好きなのですが、

四皇のカイドウ(わからない方、申し訳ありません。。要は強大な敵です)

との闘いの時に、

ルフィが致命的なダメージを受けて、

ほぼ死んでしまうような戦闘シーンがありました。

読んでいる側からすると、

ドキドキ・ハラハラするのですが、

でも心のどこかで、

「ルフィが死ぬわけはない。大丈夫。だってルフィ死んだらこの漫画終わっちゃうし」

という安心感もありました。

そしてやはり、

その後にルフィは「太陽の神、ニカ」に覚醒して、

見事にカイドウを倒して、

カイドウに支配されていた国の人々を解放に導きました。

 

■あなたは”あなたの人生というストーリー”の「メインキャスト」

 

この「感覚」、要するに、

「どんなピンチに陥っても、最後はきっと、大丈夫」

という「主人公マインド」を、

あなた自身の人生で心の中に持っておく。

これがあると、

あなたの人生ストーリーの中で、

たとえ大きな試練や困難、

ピンチや挫折などがあったとしても、

それをあたかも映画館の客席で、

「観客」

として観ているような、

そんな心の余裕を持つことができるようになります。

あなたはあなたの人生というドラマを

映画館のスクリーンの中で

「演じる」

メインキャストなのです。

演じているということを

いつの間にか忘れて、

悩める役そのものになりきり、

苦悩に埋没してしまってはならない、

ということです。

■主人公マインドを持てるようになるための1つの考え方

 

とはいえ、

「そうは言っても、なかなか難しいよ」

と思われるかもしれません。

そこで、1つのヒントとなるのが、

「この世界は、仮想現実に過ぎない」

という考え方です。

 

この説は、

実際に、最先端の科学の現場で議論されています。

実は、最新の研究では、

この世界が仮想現実である可能性は99%を超えている

と言われています。

ブラックホールの研究で有名な今は亡き

スティーブン・ホーキング博士は過去に、

「この世界が仮想現実である可能性は50%」

と発言しました。

それ以外にも、

オックスフォード大学の哲学者である、

ニック・ボストロム博士や、

コロンビア大学の天文学者である、

デビッド・キッピング博士など、

世界各国の研究者によって、

「この世が仮想現実である可能性」

が真剣に研究されています。

■なぜこの世は「仮想現実に過ぎない」のか?

 

その理由として、

「すべての物質は原子でできている」

ということがあります。

 

原子は、

物質をどんどん分解していった時の最終単位のものと言われていますが、

その原子をさらに分解していくと、

「電子」「原子核」

になります。

「電子」は負の電気量を持つ

原子の構成要素の1つで、

電気・電流の実体です。

原子の中心には「原子核」があって、

原子核の周りを「電子」がグルグル回っています。

驚くべきはその大きさで、

「原子」の多きさが東京ドームくらいだとすると、

「原子核」はパチンコ玉やビー玉くらいの大きさです。

要するに、物質を構成する原子は、

「中身がスカスカ」

だということです。

そしてその「原子核」は

「陽子」「中性子」

からできていて、

陽子と中性子は、

それぞれ3つの「クオーク」と呼ばれる、

いわゆる

「素粒子」

から成り立っています。

現代科学では、

この「素粒子」が全ての物質の最小単位と言われています。

少し話を戻すと、

物質を構成する原子は、

「中身がスカスカ」

と説明しました。

つまり、全ての物質が

「ある」

ように思われていますが、

本当はほとんど空洞で、

実体が

「ない」

ものだと科学的には言える、

ということになります。

 

■なぜ、物質には実体がないと言えるのか?

 

でも、実体がなかったら何も見えないし、

触れられないですが、

私たちの周りには他人もいるし、

色々な「モノ」という物質もあります。

では、なぜ

「物質には実体がない」

と言えるのでしょうか?

それは、私たちに見えているものは、

物体に当たる光が反射して、

光の粒子である

「フォトン」

という素粒子が目に入るからです。

 

その「フォトン」という素粒子は、

ものすごい速さで

「点滅」

しています。

それがあまりにも速いので、

人間には連続しているようにしか見えません。

テレビや映画の映像も、

LEDとかが点滅していて、

連続しているように見えていると言いますね。

 

ということは・・・

物質に光が反射して目に入ってくれば、

本当は実体がなくても「ある」ように見える、

ということになります。

もしかしたら、この世界は、

テレビとか映画と同じような「映像」かもしれない、

ということです。

(「物質には実態がないのになぜ触れるのか?」という点も、素粒子の観点から説明できるのですが、ちょっと話が逸れ過ぎているのでこの辺りで)

 

■科学的にも、あなたはあなたの人生という映画の役を演じている

先ほど、

あなたはあなたの人生というドラマを

映画館のスクリーンの中で

「演じる」

メインキャストなのです。

と書きましたが、

これは

「科学的にもそう言える」

ということです。

 

ただし、メインキャストを演じるのか、

脇役としてのキャストを演じるのか、

それはあなたの

「主観」

が決めることになります。

そして、

困難やトラブル、試練などに巻き込まれた時ほど、

どうしても

「あなたが”あなたの人生という映画”の”主人公”」

であることを忘れてしまいがちです。

ですが、

そういう時ほど、

「この世界は仮想現実」

と考えて、

「主人公マインド」

をしっかりと持つようにすると良いかと思います。

困難やトラブル、

試練などに巻き込まれた時に、

「主人公補正(どんなピンチに陥っても、最後はきっと、大丈夫)」

を自分にかけられると、

それらを乗り超える冷静さを持つことができるからです。

あなたの人生というストーリーを

より輝かせるために、

とても大切な観点なので、

ぜひ覚えておいていただければと思います。

以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

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