代表あいさつ

私、代表の佐藤洋介は26歳の時に、うつ病に罹患しました。

以後、10年近くにわたり、7度の再発・休職・失業、全財産800円の極貧暮らし。

離婚して最愛の息子とも離れ離れになり、希死念慮から2回ほど首を吊り自殺未遂もしました。

会社員としては働けなくなり独立。

その後は8年間、何とか続けることができたものの、またもやうつ病の再発により、仕事ができなくなり、廃業するという経験もしました。

 

うつ病は、非常に再発率の高い怖い病気です。

一度症状が回復しても約60%が再発すると報告されています。

また、再発を繰り返すごとに確率が高まり、

2回うつ病にかかった方は約70%3回かかった方は90%

と再発率が高まるといわれています。

そして、その度ごとに、これまで積み上げてきたものを全て壊してしまう、本当に恐ろしい病気です。

その恐ろしさを、私は何度も何度も経験しました。

 

何とかして、うつ病に罹患してしまう人を減らしたい、再発してしまう人を減らしたい。

そんな想いで立ち上げたのが、この一般社団法人心のメンテナンス協会です。

 

当協会の活動は大きく2つです。

1つは、日々のメンタルケアの重要性の啓蒙活動。

多くの方が「身体の健康」には興味を持ちますが、「心の健康」にはあまり関心を持ちません。

心療内科医や心理カウンセラーの方々が、患者やクライエントと接するたびに、

「もう少し、早めに来てくれれば良かったのに・・・」

と嘆くことが非常に多いのが日本の現状です。

この状況の改善を、1つの活動の柱と考えています。

 

そしてもう1つが、ストレスチェックテストの結果が高い人、

うつ病による休職から職場復帰の途上にある人、うつ病を抱えながら働いている人などへの

「書くマインドフルネス&書くセルフカウンセリング」のプログラム提供です。

それにより、うつ病に罹患してしまう人、再発してしまう人を少しでも減らしていきたい。

この活動も、大きな1つの柱と考えています。

 

これらの活動を通して、うつ病予防、再発防止を社会全体に広げ、

うつ病で苦しむ人をこれ以上、増やさないことを目指していきたいと考えています。

 

一般社団法人心のメンテナンス協会

代表理事 佐藤 洋介

 

 

【講演・対談記録】

2022年6月

「精神疾患・建前なしの本音トーク」@横浜

 

 

「精神疾患・建前なしの本音トーク」

というイベントにて登壇させていただきました。

うつ病の10年にわたる

闘病生活から独立に至るまでの過程、

独立してからの経験などについてお話をさせていただきました。

このような機会をいただけて大変感謝しております。

2022年5月12日

ランチ対談@橫浜健康住宅「呼吸する家」オンリーハウス

 

橫浜健康住宅「呼吸する家」オンリーハウスでの
ランチ対談ゲストとしてお招きいただきました。

仕事に押しつぶされてうつ病になってしまった背景と、
その後、独立に至った道のり、

そして現在の取り組みについて、
40分ほどお話をさせていただきました。

 

2022年2月20日

@東京福祉専門学校

 

 

精神保健福祉士をめざす
社会人学生さんたちへの授業にて、
自身のうつ病からの
独立経験をお話させていただきました。

オミクロンのため、
完全オンラインとなってしまいましたが、
画面越しには数十名の学生さん達が
いらっしゃったので、かなり緊張しました笑。

後から聞いた話ですが、
うつ病時代の話が生々し過ぎて、
調子が悪くなってしまった生徒さんがいらっしゃったということでした。

本当に申し訳ないことをしてしまいましたが、
うつ病の人たちを守っていく使命のある
精神保健福祉士さんとして、
今後、ぜひ活躍していただきたいと思います。